試合データ

https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=05&date=10

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=M529mHy0yt4

事前情報

スタメン

前節ターンオーバーしたメンツから戻して、李のところが小林になりました。180cmを超える選手がGK佐藤と薬師田だけ。

琉球のプレッシングに困らされた前半

鳥取、大分、滋賀、北九州と4連勝してきたここまでの試合とは少し違う展開でした。前節、前々節は自分たちからボールを握って前進してゴールに迫り、どちらも2得点して勝利でしたが、一転してこの試合は琉球がラインを高くして縦にコンパクトにした上で敵陣高い位置からプレッシングを行ったので、熊本は最終ラインからの安定した保持で前進していく狙いが出しにくかったと思います。琉球ががっぷり4つタイトに追い回すサッカーを選んだため、それを受けた熊本もスピーディーでカオスな前半になりました。全体的にバタバタしてしまった気もします。特別、熊本の内容が悪かったとは思いませんが、琉球のパフォーマンス、特にシュートの質はかなり高かった。

こういう展開の時は、琉球の選手が前に出てくるのでビルドアップで前を向けた瞬間にべジョンミンのところを中心に裏に走って相手の陣形を広げるなどの工夫が必要だったとは思いますが、べジョンミンが半代や石原ほど裏にガンガン走るキャラクターじゃないこと、2シャドーが鹿取と藤井で彼らも割と落ちてきて受けるタイプないこと、あとはこの日の先発がフィードが持ち味の李じゃないこと、などが影響して、前半のうちから相手のプレッシングの裏を取るようなアクションが出し手と受け手で目線を揃えて行うことが難しかったかもしれません。あとは、ここまでべジョンミンが抜けた時に孤立しがちなこともあってシャドーの選手と近い距離でプレーすることも頭にあったかもしれません。ハイプレスをひっくり返すのは熊本もよく狙われた部分だと思うんですが、あのスピード感で時間と空間を奪われるシチュエーションになると、冷静になるのが難しいのかも。

後半の盛り返し方

57分に石原、半代、李を入れて石原を頂点に配置する変更を行なってガラッと変わりました。前進の手段をまず石原と半代で裏を狙うことにしたことで、琉球の裏を取れるようになった、裏を取れると陣形が広がってスペースができるので、大木サッカーを彷彿とさせるようなダイナミックなプレーが出てくるようになりました。特にこのシチュエーションでの岩下は凄まじかった。岩下のところで矢印が変わる感じは見ていて気持ちが良い。

余談なんですが、この状況でもし片さんが琉球の監督だったら、541でスペースを埋めて下がって逃げ切りを狙うだろうなと考えてました。琉球はスペースを突かれる場面も増えたし、90分走り続けることは基本的に難しいので、片さん的な采配をするのかなと思ってたんですが、後半も琉球は前からどんどん人を出してきた。このアグレッシブさは見習いたいなあと思いました。ホーム大分戦などは大木サッカー的なこういうアグレッシブさを出せていたと思うんですが、カタノサッカー化するとどんどんクールになってアグレッシブさが消えていくのがカタノサッカーあるあるなので、こういう琉球の姿勢は敵ながら胸打たれるものがありました。

個人的MVP

佐藤と岩下。佐藤はたぶん2点分くらい防ぎました。キックよしシュートストップよしとハイクオリティな選手になってきました。岩下は言わずもがな凄すぎました。

まとめ

後半盛り返したものの、つなぎのミスからの1失点を取り返すことはできず、5連勝ならず敗戦。課題が出た前半とそれを人選で克服した後半。次節からの特にトップのところの人選のにも影響しそうな内容なので、次節どのようにするのか楽しみです。

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