試合データ

https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=05&date=06

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=cXIv_TtDNvs

事前情報

前回対戦はホームで逆転から追加2点で4-1と快勝。後半に北九州に傾きかけた流れを非保持の修正から流れを取り返して勝った試合でした。

スタメン

両チームともにGWの連戦なのでコンディションを考慮して大幅に変更。継続は薬師田、鹿取、GKの佐藤。個人的には、小林がどこまでキャプテンシーを発揮するか、前節良かった鹿取がどこまで攻撃で質を出せるか、当たりが注目。並びは試合に入ってみないと分からない。

北九州の高橋大悟は2024年に大分でカタさんと一緒にやってた選手。カウンターで鋭かった思い出。

会場

サッカースタジアムっていいですよね。

安定した保持

試合終盤は541のブロックで固く守ることを選んだので下がったんですが、その他の時間はほぼ熊本が主導権を握って進められました。相手の3421のブロックに対してボランチのポジションから三島がワントップの永井に対して2-1を作るように最終ラインまで降りていって受ければ、その両サイドのCBのところに時間ができてかなり悠々と持てるので、安定して保持の局面を作れます。北九州もここに対して立ち位置を変えたり修正を加える感じもなかったので、片野坂監督就任から取り組んできたポゼッションにじっくり取り組めました。前節は雨がすごくて持ちにくさはあったと思いますが、似たような状況ではあります。3421の相手に自陣からボールは持てるということがわかった上で、どうゴールに迫るのか。

この試合は、半代が裏を取る、永井に人が2人付くのでサイドまで持っていけば中が少し空く、鹿取は10番ロールで相手のブロックの中で前が向ける、松田は縦の突破から良いクロスが飛ばせる、飯星はキックが上手いので押し下げてポケットが開けば良いシュートが打てる、那須は運動量が豊富でチャレンジして相手にこぼれそうでもなんとか拾ってくれる。出ているメンツの噛み合わせも考えて並べてみて、攻撃が停滞した感覚はあまりなかった。安定した保持から崩して得点するために取り組んで、一定の成果を上げることをできた、と感じます。

やや不安定な非保持

ちょっと前半チャンスを多くつくられすぎた感じもあります。後半は締めの岩下という贅沢采配で安定させた感じもありましたが、ここらへんがここまでのスタメン組が使われる理由なんだと思います。ゴール幅まで絞ってシュートの邪魔をすること、守備の狙いをどの局面でも全員で合わせること。北九州のカウンターが鋭かったのはありますが、守備の安定の部分は少し気になりました。J3リーグでの目標を考えると、この試合は被ゴール期待値をもっと下げて、終始安定したゲーム運びで終わりたかった気はします。

中に入るWB

決勝ゴールを決めた大本が試合後のインタビューで「中に入ることを意識している」と語ってました。縦に速い選手がどうしても縦方向の選択肢から消されてしまうのは仕方がないので、その次のチャレンジとして、中に入るプレーに取り組んでいるとのこと。三笘薫がブライトンでハーフスペースまで入ってプレーしたり、ゴール前でストライカーのように振る舞う部分を求められていることも考えると、現代サッカーのドリブラーの宿命なのかもしれません。

大本祐槻

ちょっと大本の話もしてみます。ここまで先発で確固たる地位を築いているのは大本です。反対のサイドは松田か青木かでここ最近は青木になりましたが、右はほぼ大本。走力があるのは明らかですが、見ている限りは総力の部分以外でも、よく走る、ポジションを取ることを怠らない、守備でも頑張る、などベーシックな部分の取り組みの水準が、このチームの中で一番高いのが大本なんだと思います。片さんはどのチームでも一貫して"頑張れるやつ"をよく使う傾向があります。1994年生まれの31歳で選手キャリアも折り返した大本が、カタノサッカーの熊本で次の次元の選手に成長しようとしているのは、チームにとっても極めてポジティブなことだと感じました。

個人的MVP

半代をピックアップ。この試合は彼がいることが前提のメンバー。ストライカーとして点も取りました。GJ!

まとめ

ここまでの積み上げを存分に発揮して2点取って勝利。片野坂監督が整備した仕組みの中で若い面々が躍動して価値ある1勝を上げてこれで4連勝。次節も期待!

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