試合データ

https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=05&date=03

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=e4nXMFcIHPU

事前情報

かなりの雨。びしょ濡れ。

スタメン

前節アウェイ大分戦から変更なし。

雨降りすぎ!

ピッチの至ることが水溜りになってボールが止まるピッチコンディション。いつもなら滑らないところで滑ったり、ドリブルする時にボールが足に付かなかったり、サッカーできる天気ではなかったです。どちらかといえば、非保持からの中距離のカウンターを狙いたい滋賀にこの雨は味方していたと思います。それでも無失点かつ2点をもぎ取って3連勝です。

上村と根岸

8節のメモでも言及しました。特に6節に上村のアンカーのところで課題が見えてました。私は上村は本来8番タイプに、どちらかというと433のIHのような、広範に動いて受けたりターンしてボールを運んだり、アンカーの位置よりは少し前でプレーした方が良さの出る選手だと思っていました。一方で、熊本で任されていたのはアンカーとして6番のタスク。DAZNの中継でも少し言及がありましたが、リスク管理など8番っぽくないタスクも任されていた。中盤の底の選手ならバランスを取るところはマストの仕事でしょうが、技術的に持っているものや、サイズなどを考えた時に、適性としてどうか、ということになったと思います。

問題が出たので、7節宮崎戦で今度は根岸をアンカーポジションに起用しました。トランジションの強度やボール奪取に優れて、一定守備者としてのサイズもあり、上村ほど中盤の底から動かない傾向のあるこの選手に白羽の矢が立つのは必然だったと思います。この試合は宮崎が思ったより構えてくれて繋ぎやすい状況だった記憶ですが、根岸の足元が思ったよりもおぼつかない感じはありました。

で、8節で始めて上村と根岸を並べました。そのあとはボランチ的なタスクを三島に与えてみるなどの工夫もしましたが、宮崎戦での大敗を機に再度ダブルボランチに戻し、鳥栖、鳥取、大分、滋賀とこの形。鳥栖戦は敗戦になったものの、カテゴリ上の相手に一定の守備ができた手応えはあったと思います。また、前節大分戦ではゴールの場面も含めて、上村を押し出しやすい形がかなり機能した手応えがあったかもしれません。

ここにきてこの2人が板についてきた感覚もあり、次の問題が出るまではここは固定で継続しそうな気がします。特に、根岸の成長は目を見張るものがあります。中盤の底から顔を出して左右に散らしたりできるようになってきたし、ボールを奪うところは相変わらず素晴らしいです。大卒1~3年目の若手が成長する様は見ていて気持ちが良いです。

調子が上がってきた鹿取

この試合は鹿取がとてもよかったです。8番タイプの選手で、ライン間で受けて前を向いてプレーできるし思い切りも良い。ここまで藤井が10番タイプとして特に攻撃の局面で狭いところで受けて質を発揮していましたが、似たようなタイプのプレーをできる選手がいないため、「藤井を止めれば(いなければ)停滞させられる」空気はありました。そこにこの試合では加入初年度の鹿取が質を見せ始めました。前半17分のシュートはとてもよかったし、オウンゴールにはなりましたがアシスト未遂もありました。この試合は熊本が握って崩したい試合で、鹿取のような選手が輝けるシチュエーションも多かった。

岩下と青木

開幕から左WBは松田でしたが、7節アウェイ宮崎戦から左WBは青木になりました。特徴としては、松田は単独でどんどん運んでいくタイプで、青木はもっと中盤のニュアンスのある選手。青木は確かシャドーに入ることもあった気がします。もともとトップ下タイプの選手なんですかね。松田が出ている時はチームとしては右は人をかけて崩す、左は松田の周りを開けて突破してもらう、という形だった気がしますが、青木が入るとまたニュアンスが変わってきたように見えます。

おそらく青木起用の1番の理由がキャプテン岩下との噛み合わせだと思います。最終ラインから出ていく迫力、守備者として確かな能力を持ちながら、前線でも質を発揮できるこの選手は、この時点の熊本で1番の注目株でしょう。実際にこれを書いている時点で一人J2に個人昇格してます(降格の辛さ)。彼は明らかにチームの軸となる選手です。彼の攻撃参加の迫力を存分に発揮させたいと考えた時に、サイドに張って仕事をするタイプの松田よりも、サイドでも中央でも柔軟にプレーができる青木の方が岩下との噛み合わせが良かったのかなと想像します。例えば、ミシャ式的な可変で4バック化して岩下のサイドを押し出した時にも、サイドのレーンを岩下が上がっていくなら、WBの選手はもっと深い位置に入って内側の人数を増やしたいでしょう。あとは、反対側の大本がもっとはっきりとサイドレーンで香車のような直線的な選手なのもあるかもしれません。

これらを見た時に、より中盤タイプでいろんなことができる青木の出場時間が増えるのは、見てて理解できるなあと思うなどしました。

個人的MVP

この試合は大本をピックアップ。サイドのスピードスター。ナイスゴールでした。

まとめ

雨でなんとも判断しづらい部分もあったので、ここまであんまりできなかった、選手の話を中心にしました。これで3連勝。カタノサッカーをインストールしながら、今いるメンバーでの最適解も見つけつつある熊本。次節、期待!

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