試合データ

https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=04&date=12

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=1wTsjevaSw4

事前情報

前回対戦は3節前。アウェイで終了間際の失点で0-1。連敗中で人を変えてボール持って試合をしたが得点が取れず。特に保持のところで積み上げを見せたい。

スタメン

岩下がイエローカードの累積で出場停止。代わりにこのシーズン初出場の黒木。キャプテンマークは小林。

"人を掴みにいく守備"を狙われて失点

土信田にやられた1失点目は熊本の守備の一番脆いところを的確についてきたと思います。前節琉球戦でも1本、あとはホームの鹿児島戦PKになったところのプレーもそうですが、前線から最終ラインまで同数ではめにいくと、必然CBとCFで1-1になります。前に出てラインを上げた瞬間にCFめがけて蹴られてひっくり返されていたのはこの試合に限ったことではなかったですが、重要なこととして、この日李と競り合ってたのは土信田だったというのがあります。

熊本のプレスは幅を使って回せば怖くない

熊本のプレッシングは2トップが中央のボランチを抑えてからスタート。開幕からここまでWBをSBに当てる形なども行いましたが、この試合は2トップ+右IHの飯星がSBまで出ていく形。宮崎が自陣深く、GKを含めて迂回経路を作って回せば2トップ+IHのスライドでは間に合わないので、じっくり回せました。じっくり回した上で、三島上村がボランチを掴みにきたタイミングで1-1になっている土信田に当てればショートカウンターに近いシチュエーションが作れます。みる限り宮崎は非保持に強みがあるチームで、特にショートカウンターの迫力は凄まじいです。宮崎が熊本との噛み合わせを見た時にビルドアップの狙いを何とするかは、かなり明確だったと思われます。

ビルドアップではいつもの出口を塞がれた

3421なら2シャドーの斜め後ろの空間。442ならSHとSBの間。ここは熊本の前進をするための出口でしたが、この試合では宮崎のSBの選手が常に狙っている空間でした。プレッシングはまず2トップで真ん中を閉じてサイド経由にさせて、熊本が狙っているサイドの深みを取るためのもう一つ前の空間を全体で押し上げてSBが狙って消す。

こうなると熊本はさらにその裏の空間に出してそこを頂点にいるべジョンミンや入れ違いで大本を走らせたりして狙いたいわけですが、この時点でベジョンミンは孤立してますし、大本には合わない場面もあった。

完封されて5失点。表現できなかった保持の上積み

「熊本を倒すならこうする」という教科書のような内容でした。実は前半戦で、全然良くなかった試合はあんまりなかったです。鹿児島戦の前半は少し下がってしまって鹿児島に付き合った感じがありましたが、保持からも非保持からも、この日ほど”やらせてもらえなかった”日はなかった。5失点は前がかりになったところやられたのでおまけの感じもありますが、ホームですし、メンタルに食らうものがある負け方だったとは思います。

この試合で課題をまざまざと突きつけられた熊本。次節どのように問題を解決しようと試みるのか。気になります。

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