試合データ
https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=03&date=21
ハイライト
https://youtu.be/nSEXLUu75Xk?si=138_G1_7qMEe5gLx
事前情報
スタメンを5枚変更しDAZNの予想の時点でスタートから3421の予想。中盤登録の小林をボランチと予想するなどちょっと怪しいところはあり。確かに、思い切って上村を外してみてダブルボランチにする、のはありかもしれない。
宮崎は4231。確か記憶では開幕7,8連勝くらいしてたはずなので、この試合も勝つはず。あんまり覚えてないですが、確かに強かった気はする。
並び
2節対鳥栖の時に近い形ですが、今度は左サイドの松田ではなく右サイドの大本のサイドが上がって右肩上がりで非保持442の並び。前節まで3つ大分、滋賀、鳥取と3421の配置でくる相手と343を当てはめに行く、いわゆる"ミラーゲーム"をやってきました。直近3試合はは343に右IHの渡邉を少し上げて当てはめに行ってましたが、この試合でも"ミラーゲーム"的な立ち位置になるように、宮崎の442の並びに熊本も442的に可変して、並びから人を当てはめにいって目の前の相手に出て行きやすいようにしたのかなと思います。
ここまで当てはめにいくのは何か理由があるのかなあと思ったんですが、たぶん大木さんの元でやっていたのがかなり人を掴むような守備だったのかなと思います。そこの習慣についてはあまりいじらずに、今ある熊本の文化をできるだけ活かすために、このようにしているのかなと思いました。場所を守ることを今から仕込むよりは、人に行く文化をそのまま活かせるような配置にする、という選択をしたんだと思います。
なんか固かった前半
人が変わった、立ち位置が少し違う、みたいな部分はあったと思いますが、基本的なやり方はそこまでいじらずに試合に入っているはずです。2トップに対してGK+2CB+アンカーで菱形作ってファーストラインを突破して、ハーフスペースでCBが配給できる形もありました。そこに対して相手が人基準ではめてくると言うよりは割とベタッと待ってくれたので、もっともっと深い位置に入って行きたかった。データを見てもシュートは熊本16本、宮崎6本。PKっぽい潰され方した疑惑の判定も含めればゴール期待値はかなり高かったはず。
宮崎のカウンターが怖すぎる
この半年のシーズンでブレークしていた宮崎、新進気鋭の昇格チームということでもっとモダンな感じですっごいプレスかけてきたりおまけに保持も上手なのかなと思って構えていたんですが、やり方としては442でゴール前にバスを止める、球際とフィジカルが強くて前線に絶対点を決めてくれるストライカーがいっぱいいる、という印象でした。確かに、ある意味で今一番モダンかもしれません。
0-1で3連敗
失点のところに再現性があるかというと、この試合含めて直近3試合の3失点は全て後半の失点でセットプレーです。この試合での失点も、GKからの長いボールを競り合ってこぼれたところにケンチザンガ。比較的身長の低いスカッドが原因となっている可能性は否定できないですが、それでもここまで全ての試合でいい内容で来たのは間違いないです。少なくとも五分以上の試合をしてきました。
平均身長について良き資料
https://x.com/J3Plus/status/2052671997168230476
どこを直せば良いと思ったか
改善するとして、もっとボールを握って敵陣で握る時間を増やす、フィニッシュの精度を上げるなど、片野坂監督が一番得意そうな部分のノウハウをどんどん選手が吸収して、被セットプレー攻撃の数を減らす、くらいしか思いつかなかったです。もちろん、よく見れば細かく改善できるところは、個人レベルからたくさんあるんだとは思います。
ただ懸念として、それをやってJ1まで行った時の片野坂大分のようになったとして、傾向としてより静的な感じの保持になりそうではあります。そうなった先に、この時点での熊本の良さ、ダイナミックに縦に刺したり、ボールホルダーをどんどん追い越したりする、アグレッシブな前進の部分が消えていくんじゃないかなって怖さもあります。
あくまで推測ですが、前述した通り、人を掴みに行く大木さん型の守備の仕方をそのまま踏襲しているあたり、自分の色を全開で「俺のチームにしたい!」というよりは、選手と文化を見てそこに合うやり方を提案して落とし込んでいるのが、ここまで7試合の片野坂熊本に私には見えました。半年のシーズンもそろそろ折り返しで、もっとじっくり握る方針に舵を切りたいし、この試合はその片鱗が少し見えた気もしますが、ここからどうしていくのか。
個人的MVP
藤井選手をピックアップしましょう。攻守によく走りました。
まとめ
試合をかなり支配した中で得点が遠く、終盤のプレースキックからの1失点で負けてしまったロアッソ熊本。
ここ3試合無得点なのが一番辛いところなので、まずは1点が欲しいところです。
余談ですが、ここ3試合を見ながら、ルヴァンカップ決勝で広島にセットプレーで3点やられたリカルド・ロドリゲス監督の柏レイソルのことを思い出してました。25年の柏もかなりボール持って試合を支配できる保持型の素晴らしいチームでしたが、結局タイトルは取れなかった。プレミア取ったアーセナルも今年は明らかに堅守+セットプレーだったので、今の宮崎はある意味で一番モダンな戦い方をするチームかもしれないなと思いました。
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