試合データ
https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=03&date=15
ハイライト
https://youtu.be/C6si27nhUe0?si=W11-24czOx7ZFQSR
事前情報
熊本は藤井がカムバック。前節彼がいなくて苦しい感じはあったので、とりあえずホッとする。
鳥取の予想の段階で3421、かつ片さんも試合前のインタビューで「ミラーゲームになる」とのこと。3試合連続で相手が3421のチーム。3421多すぎ。
鳥取は林監督曰く「自分たちの積み上げのために相手の分析はしていない」らしい。そんな挑戦ができるリーグも面白いのかも。
がっぷり4つ!ミラーゲーム
熊本も3421的な立ち位置で鳥取のビルドアップを掴みにいきました。藤井が相手右CBの方に寄って、反対側の左CBは渡邉が掴みいく。ボランチ2枚は三島と上村でバチっと掴む。4節対大分のときのようななプレッシングの形。唯一、べジョンミンのところの対面の二階堂には持たせて、このときべジョンミンは中央のボランチの高柳を消しながら出れる時は出るってところは大分戦とは少し違った気もしました。41分に藤井が奪ってそのままシュートにいったシーンなどは明確にエラーを起こさせてフィニッシュまでいけた、プレッシングする意味が詰まったシーンでした。
片さんが直前のインタビューでキーマンとして名指ししてた矢島は、三島がストーキングして消してました。3CBの間に降りていってもストーキング。やられたな、と思ったのは49分にトランジションで抜け出したところくらいですかね。あれは佐藤がすごかった。
"いつもの形"でチャンスは作れる
9分の渡邉の運びからのシュート。27分、相手左サイドのWBの裏、3CBの真横のスペースを、渡邉と藤井で使ってそのまま裏に大本を走らせてクロス。これらシーンは片野坂監督の熊本が開幕節から一貫して行なっている形。開幕節は降りた飯星から裏の大本->べジョンミンで"擬似カウンター"的に裏をとってのゴールもありました。こういうのはもはや私も見慣れてきました。
また、大木体制からクイックにダイナミックにゴール向かってチャレンジ、刺していくところは決定機をたくさん作れた要因にもなったと思います。プレーの思い切りが良いので、時間と空間がなくても次のプレーまでがとても速い。この試合のようなゲームでも早い速度でプレーできるのは、おそらく練習から速いプレースピードでやることが自然な状態になっているからでしょう。しかも誰が出てもこれがやれる。
シュートの本数も、鳥取の7本に対して熊本13本打つことができている。この13本以外にもシュートに行けなかった決定機もたくさんあったので、おそらく数字よりもゴール期待値的な何かは高いと思います。それくらいゴールには迫れたが、1点がなかなか取れなかった。
ビルドアップはまだ伸び代があるかも
ビルドアップの部分で出口を見つけられない瞬間があったのが気になりました。失点のシーンもビルドアップを自陣中央のレーンでさらわれてからのセットプレーの流れでした。あとは20分のビルドアップで上村が降りてくシーン、あとは58分サイドを限定する守備で岩下が孤立したシーン。ミラーゲームで相手との距離が近いとしょうがない気もするんですが、特に後半は中盤を省略するプレーが増えたような気がします。合わせて、60分に中盤に根岸を入れてますが、たぶんですが根岸が6番タイプのトランジションの局面のボール奪取に強みのある選手なので、中盤でトランジションがたくさん発生することを見越して入れたのかなと思います。実際、切替の局面で少なくとも2回根岸のところから前進ができたのを観測しました。
非保持からでも全然やれるし、このレベルで弱点になるほどのクオリティだとは思いませんが、ボール持ちたいチームとしては上村が降りて行った時の仕組みとか、もう一つ成長が見えても良いのかなという気はしたので言及してみます。
個人的MVP
この試合は上村をピックアップ。中盤でよく走る、めちゃ頼もしい選手!
まとめ
4節大分戦に近い展開。相手選手との距離の近い激しいゲームになったと思います。たびたびチャンスを作った熊本とセットプレーからの一点をもぎとった鳥取の対比。片さんが言っていた「紙一重のところで決まる」がそのまま試合の結果を予言した格好となりました。前節の敗戦から、内容が悪い感じはしないのに、点が取れずに後半の1失点で負けるパターンが共通しているのはなんだか不気味です。
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