試合データ
https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=03&date=08
ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=Fq_IThOQkVw
事前情報
レイラック滋賀
前年JFLから昇格し百年構想リーグがJ初年度になる特殊な状況。ホームゲームでJリーグを開催するのがこの試合が初めて。スタジアムがなんかすごい。中継の画角が高くて見やすい。
あとは和田監督のキャリアがユニークでびっくりしたのでこれをご覧の皆様にもぜひ見ていただきたい。日本生まれスロベニア経由Jでプロ監督と選手キャリアのない監督です。夢がある。
https://x.com/Choran_football/status/2080149082551816503?s=20
スタメン
熊本は右WBに大本が帰ってきた。渡邉がスタメン継続。ここまで攻守に走って質を出してきた藤井のところがスタートから半代。
この日はストライカータイプが2トップなので、いつもの藤井+べジョンミンの形とは少し異なる。
大本は純粋に速いのと、走ることを厭わない感じがとても好感で好きな選手。戻ってきたのは素直に嬉しい。
滋賀の方は対大分を見てるはずなんですが、恥ずかしながらどんなチームだったか覚えてないので初々しい気持ちで見ることになります。
大分と同じ343なので、前節からどのくらいやり方を変えるのかが気になる。
押し込みながらも、滋賀に勝ち筋を拾われた
試合通じて主導権は熊本にあったと言っていい内容だと思います。特にこの試合はビルドアップからの前進ができています。滋賀のシャドーの横のスペースで右は渡邉Real、左は岩下がリンクマンになってWBまで届ける形で前向きの選手を作ってサイドの深みをとるところまではスムーズに行えました。試合通じて保持率も高い。クロスから作った決定機の数もそれなりにあった。後半は永井のところから入ったり、右が松田になってもコンビネーションで入っていったり、ペナルティエリアまで入ってゴールに迫る動きはできたと思います。
この試合の滋賀はスローインでも時間を使う、ファールのたびに時間を使う、セットプレーもじっくりやるなど、ゆっくりと試合を進めることを徹底されていた印象でした。DAZNで見ながらセットプレーが上がるまでの瞬間は数十秒飛ばしたりするんですが、この試合は飛ばす回数と時間が長かったです。ボールを持たれてローブロックで守る時間が増えることは割り切りながら、セットプレーの1点をきっちり守って勝ち切ることは明確に滋賀の勝ち筋で、それをしっかり拾えたことが滋賀の勝因でした。
ストライカー2枚がどうだったか
先発はべジョンミンと半代。この二人はどちらかというとゴール前で仕事をするために集中するストライカータイプの選手に見えます。ここまで4試合は半代のところが藤井。藤井はこの日先発の二人とは異なる10番タイプ。クイックでボールの収めどころとして機能して縦横無尽にいろんな場所で攻撃に関わることが強みの彼がいなかったことは、チームとして難しさを生んだかもしれません。特に、この試合はサイド攻撃からのクロス攻撃以外の選択肢が持ちにくかった。まして、この試合はゴール前の空間をびっちり埋めてくる相手だったので、より難しく見えました。
それでも藤井の位置に鹿取を置いたり、べジョンミンが受けに降りたり、チームとしての工夫はたくさん見えたし、攻撃は一定作れたと捉えて良いと思います。長いリーグ戦でこういう試合はある、まして熊本は来季はこういう試合、保持から攻める時間が増えると思うので、3勝1分けのこのタイミングでこういう負けを経験できるのは良かったかなと思います。
少し気になったのは非保持
基本的に熊本がボール握る時間が長かったのでそんなに目立たなかったですが、前節の大分戦からプレッシングに出ていった後のボランチの横の空間を滋賀がはっきり狙ってきたところが気になりました。プレッシングをサイドまで回避して松田に掴まれる前にダイレクトにハーフスペースの空間に刺すと、岩下が間に合わない場面がある。9分のところなどは前を向かれなかったので良かったですが、それこそ前節のような使われ方をするシーンが続くと押し込まれる時間が増えるので、大分戦のように粉骨砕身走って塞ぐのか、それとも立ち位置を変えて消しにいくのか、今後ここをどうするのかは楽しみです。
個人的MVP
この試合は大本をピックアップ。特に右サイドからのクロス攻撃が多かった中で、クロスの質もよかった。特にこの日はストライカー2枚だったので、サイドで輝いたと思います。
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