試合データ

(https://www.football-lab.jp/kuma/report?year=2026&month=02&date=22
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事前情報

ロアッソ熊本について

熊本は片野坂監督就任初年度。開幕節は充実の内容で山口にホームで2-1で勝利。前節はアウェイで鳥栖に乗り込んで狙いを表現しながら1-1で引き分け。ここまではそれなりに充実した内容だったと感じてます。

ギラヴァンツ北九州について

442で少し前節から変更されたとのこと。

スタメンなど

熊本はIHの三島と飯星をベンチからも外して、この日は根岸と渡邉を起用してきました。飯星に関しては90分出てゴールもとっている、三島もそんなに悪いとは思えなかったので、開幕節のインタビューで片野坂監督が言っていたような「昇降格のないレギュレーションでいろんなチャンレジをする」ところでチャレンジの起用なのか、それとも怪我なのか。

実は、試合を新鮮に楽しむために結果が目に入りそうな事前情報は全く入れていません。情報を調査している過程でうっかり結果が目に入る可能性があるので、迂闊に検索ができません。百年構想リーグの各試合の結果をほとんど覚えていないので、できることではあります。

左WBが早めに出るプレッシングの形は継続

前節はボールを持つ鳥栖を相手に非保持であらかじめ左WBの松田を4231の3の左SHの位置まで上げてから、左SBの安藤から左WGへのコースを消して鳥栖のパスを左に誘導することで、熊本の右サイドを取り所としてカテゴリ上の鳥栖を相手に一定試合をコントロールして進めることができました。この試合は前節ほどはっきり松田を北九州の左SBの福森まで出していく形はとらなかったものの、再度のレーンで対面する選手に対してアプローチする形は継続していました。

この形で人にタイトに出て行って時間と空間を奪うことはうまくやれていたと思います。北九州のビルドアップを阻害してコントールさせない、ということは非保持の局面を通じてかなりやれた。立ち上がりの失点がもったいなかったですが、内容で見れば1-0くらいの内容だったと思います。

前半、大本へのパスが届けづらかったかも

一方で、保持の方は物足りなかったかなと思います。チャンスはかなり作れているんですが、北九州のプレッシングがうまく効いてしまった。要因としては、攻撃の時に大本は相手右SBのところまで走って行って深さをとるわけですが、ボールを持ってい右CBの小林は中央のレーンでしかも体が左サイドを向くことが多かった。ボールを握るベースの最終ラインで回せてはいるが、左WBまで届ける経路がうまく作れないので、自然と左サイドに人が偏るし、北九州もそちらを見れば良いので取り所にもされる。迂回経路をうまく作れれば良かったんですが、そこにいるべきリンクマンがこの試合にはいなかった。

前節までのここで出ていたのは飯星で、飯星はかなりはっきりと左CBと左WG(WB)の間の空間に降りてくる選手でしたが、この試合この位置にいたのは渡邉怜歩。印象でいうと彼は8番な選手でこの位置に降りてくる動きを自然とやる感じの選手ではなかったのかもしれません。ここまでの原因は推測ですが、いつもコンビネーションで人をかけて崩す熊本の右サイドが、この試合の前半は思いの外威力を発揮しなかったの見てます。

後半は立ち上がりから右サイドの距離感のところを修正したように見えました。上村が迂回経路に落ちたり、渡邉がもう少し6番的な立ち位置を取ったり、大本が最初から深さを取りにいくよりは、SB的な位置にいる時間が増えたように見えました。

修正への修正で流れを掴んで逆転

北九州が後半の入りから保持の局面でペースを掴み始めました。北九州が前半なかなか保持のところでうまく振る舞えなかったのは、前述の松田の左サイトから人を掴むように押し出すことで時間と空間を削るやり方がハマっていたからです。じゃあ、松田のところで塞がれて出ていけないなら、松田を押し下げれば良い。55分の北九州の保持のところなんですが、右SBの福森がサイドの深さを取って、ここに松田が付いています。そのあと60分はこれまで松田が出て塞いでいた熊本左サイドの深い位置、北九州の右SBの位置に藤井が出ることになってました。こうなると、鳥栖戦では藤井とベジョンミンで塞いでいた中央に2トップの間が広がって使われる、そこを埋めるために3センターの選手が出ていくと中盤の枚数が足らなくなる。つまりは、右サイドで松田(永井)を敵陣の深い位置にできるだけ押し込めるところから、熊本のプレッシングを発動させないように工夫をして、敵陣への前進する場面を北九州が前半より多く作りました。

これを見て片野坂監督は選手交代で鹿取、那須、半代を入れたタイミングで立ち位置の修正をかけました。藤井+那須の2シャドー+半代の1トップとして3421の形に変更。おそらく北九州の立ち位置にそのまま当てはめに行った感じだと思います。その後すぐに流れを掴み返して、70分にほぼ永井のゴールのオウンゴールで逆転。ここらへんの修正の早さはよく見た光景だし、さすがだなと思いながら見てました。

そのあとも2点を追加して4-1。終わってみると見ると総合的に内容で上回って順当に勝利した良き内容でした。

個人的MVP

この試合は松田。試合通じて良いパフォーマンスで、特に前半は左サイドの深い位置で特徴を出してアタッカーとして素晴らしい活躍でした。

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